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(無題)

 投稿者:館主  投稿日:2005年 4月 9日(土)23時03分22秒
  わたしはたぶん小林信彦の影響が大きかったので、60年代日活映画が好きになり70年代日本映画に乗りそこなったのかもしれませんね。
小沢茂弘インタビュー本は読んでいないのですが、関本郁夫に言によると『女必殺五段拳』は傑作とのこと。関本は助監督が敬遠する小沢となぜか相性が良く可愛がられたそうです。
 


映画人烈伝

 投稿者:タラガ  投稿日:2005年 4月 9日(土)21時52分56秒
  ごぶさたしております。
この本、最初のほうに加藤泰がアスファルトに穴を掘らせたとか、助監督に遠くで泣いている赤ん坊を泣き止ませろと命令したとかいう話が出てくるやつですよね。以前本屋で加藤泰の章を立ち読みして、次に行ったときには売れていたので、続きを読みたいと思いながら、忘れていた本です。思いだせてよかった。
ぼくの70年代アレルギーは、東映に関してだけはなぜか早々に解除されました。なぜだろう。環境が東映的だったせいかな。

小沢茂弘。
数えてみるとやくざ映画を中心に、15本くらい観てます。いや115本も監督しているから、たった15本しか観ていない、です。東映映画が好きな人なら、知らないうちにでも、もっとたくさん観ているはずです。
「基本は何十年たとうと変わらんと思いますよ」というこの監督の言葉は、才気とマンネリの諸刃の剣で、ごく無難だったり、異様な活気に溢れていたり、ものすごくつまんなかったり、異常な爆発をしていたりと、浮き沈みが激しい気がします。
任侠映画初期の「博徒」シリーズ、「関東」シリーズは、つまみ食いした限りでは、初めて本物のやくざを撮るという緊張感と、この監督のゲサクなパワーがほどよくミックスされて、猥雑な生気に溢れている。これがおもしろい。
その後60年代後半から70年代初期にかけては、ちゃんとヒットも飛ばすものの、創意工夫もなくルーティン的に撮っているものが多いみたいで、今観るとたいていつまんないです。
73年からの実録路線には、なんらかの理由で参加できず、代わりに和製カンフー映画を撮らされるんですけど、ここで起死回生を賭けた、わけのわからない大爆発をしちゃっている。これがすごい。
というところで、突然クビになって、易者に転身してしまうわけで、生粋の東映育ちで、最も東映的にふるまった人が、東映から干されてしまうという数奇な運命をたどっています。
このへんのドラマは、ワイズ出版のインタビュー本を読んでも、(都合の悪いことを話していないせいなのか、自分で自分のことを語れないタイプの人なのか)いまいちよくわからないので、この本を読んでちょっと補完したいです。

http://taraga.at.infoseek.co.jp/

 

(無題)

 投稿者:館主  投稿日:2005年 2月20日(日)23時37分12秒
  >タラガさん
duckweedってHP内にリンク貼ってあったけど、スタッフか関係者の会社じゃないかな。パソコンソフト販売ってあるし。それにしても角川自体が公式HPさえまだ作れないというのはどうなんでしょうか。
私の推測では、これは配給会社の仕事だと社長が考えているんじゃないでしょうか。その意味でまだ配給会社が決まっていないのだと思います。たぶんに東映あたりになりそうだけど、もしかしたら外資とかGAGAとかを狙っているのではないでしょうかね。完全に製作だけの会社としているのではないでしょうかね。スタッフからHPが無いのはおかしいとの声にたぶんカネは出さないけどやりたければやればというスタンスじゃないでしょうか。ドリームワークスにいくら出すのかしらないけど、HPの作成費用くらいは出ないのか知らん。

キャスティングは相変わらずですが、ストーリーを読むと、悪霊と妖怪が戦争するというのはJホラーへの意趣返しのような気もしますが(笑)、なんかDOAを全部詰め込んだような気もしますねえ。抗争アクションと子どもと田舎と異世界というのが混じるんでしょうか。楽しみです。
 

妖怪大戦争

 投稿者:タラガ  投稿日:2005年 2月20日(日)12時22分38秒
  「撮影が全編終了いたしました」そうで、8月公開予定みたいです。
http://yokai.duckweed.jp/
このシロートくさいHPは、なんなのだろうか。
URLの「duckweed」って、なにを意味してるんでしょうか。

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=4975
キャスティングを見ただけで、かなり笑えますね。
 

Re:あれやこれや

 投稿者:館主  投稿日:2005年 2月 9日(水)00時39分20秒
  >タラガさん
よく語られている「加藤泰」の意匠からは外れるけれど、外れて且つ輝く作品を作ってしまうのだから加藤泰はすごいと思うのだけど。それくらい動揺させこちらの弱い足腰を叩きのめしてくれますなあ。制作時の頃の来るべき時代のアングラ、テレビバラエティの手法と本質を既に先取りして、時代劇映画のなかに取り込んでしまう手腕は、うーむどう言ったらいいのだろうか。

『秋津温泉』の舞台の岡山、奥津温泉を岡田茉莉子が訪ねる旅番組を見たけど、あの印象的なシーン、川のほとりの木がいまだにあるんだよね。ちょっと感動した。いちど行ってみたいです。
 
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あれやこれや

 投稿者:タラガ  投稿日:2005年 2月 8日(火)23時30分11秒
  東映に「巨匠枠」でわがままな映画作りを許す余裕があった最後の時期に、「巨匠」と「プログラム・ピクチャーの監督」の二股的な存在だった加藤泰が、むりやり巨匠枠でプログラム・ピクチャーを撮ってしまった、みたいな部分もあったんでしょうか。「この時代だから」という感じと、「この時代なのに」という感じがぶつかり合った、とても希有で濃厚な映画ですよね。

> 林光は同じブレヒトでもハンス・アイスラーの方だったっけ?
ワイルとアイスラーのどちらとも決別して、自分で新しいブレヒト・ソングを作曲していた頃じゃないかなと思います。でも数年前の回顧展では、ワイル(もしかするとアイスラーだったかな)のソングを、(ご自身で)気持ちよさそうに歌ってらっしゃいましたが。
「秋津温泉」のテーマ曲を聴き返してみたんですが、じつにいいですね。ものすごくポピュラーなのに、出しゃばりすぎず、他の何にも似ていない。これだけで泣けます。
 

(無題)

 投稿者:館主  投稿日:2005年 2月 7日(月)23時54分2秒
  >タラガさん
あの破綻の無さは奇跡ですねえ。加藤泰がここまでできるとは思わなかったです。観終わったあとにシナリオ集の「加藤泰作品集」にニッポンのカツドウシャシンの歴史をドタバタなシナリオにした“ビバ・キネマランラン走れ”があったのを思い出しました。当時は「こんなの作ったって観念的になって古臭くうまくいくはずないよ」と思ってましたが、いまの気持ちは観たかったなあ、ぜひ作って欲しかったなあです。
林光の功績ですか。一瞬クルト・ワイルが入っているのかなと思ったけども、林光は同じブレヒトでもハンス・アイスラーの方だったっけ?
話は違いますが、吉田喜重の『秋津温泉』の林光の音楽は良いですね。ミニマルでありながらメロドラマしている傑作ですね。
 
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真田風雲録

 投稿者:タラガ  投稿日:2005年 2月 7日(月)21時44分0秒
  ぼくもこの映画、初めて観たときは開いた口がふさがらない、って感じで驚きました。どうしてそこまでやるの、と思いながら、まったく破綻していないのが凄い。1本の映画に3本ぶん詰まっているかのようで、1度観ただけでは、把握しきれていないです。同じく録画したので、近いうちに見直すつもり。
ミュージカル部分に関しては、元になった舞台から音楽を担当している林光の功績が大きいんじゃないでしょうか。林光が主催するこんにゃく座の音楽劇と、おんなじノリが感じられます。
 

(無題)

 投稿者:館主  投稿日:2004年12月 1日(水)20時45分21秒
  あー確かに叩き売りっぽい。ブルーレイもソニー、フォックスVS反対陣営のワーナーとかが東芝方式支持というニュースを読んだんでまだまだ混沌としそう。というかそこまで大容量の意味がわからないですねえ。いまのDVDのままじゃダメなの?最終的にはネット配信が一番カネがかからないというか、儲けを独り占めできるのでしょうから、そういう方向に行くことだけは確かでしょう。
そういう意味でマンションの一室で畳に座布団と座椅子というACTミニシアターがどこの家庭でも再現されるのでしょうか。16mmがプロジェクターになればなにひとつ変わらない気がします。実のところACTは二三度しか行ってないかな。『七人の侍』は情報誌ぴあには「黒沢明の代表作」としか表記されない、違法?上映で観た。東宝がプリント出さないから、劇場では決して観ることができないのになぜかやっているビデオ時代の前のことでしたね。あそこの入場料は日本共産党に流れるというのは本当のことだったんでしょうかね。シネフロントとか置いてあった気がする。
 
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在庫処分なのか

 投稿者:タラガ  投稿日:2004年12月 1日(水)00時36分9秒
  なじみの中古DVD屋にちょっと立ち寄ってみると、そこでもクライテリオンを何枚か直輸入してたので、240枚セットあるよね、と水を向けると、店主が苦笑いしながら、あそこはもうブルーレイ(容量23GB)に目が向いちゃってるもんだから、叩き売ってるんだよ、とか言ってました。いよいよブルーレイ時代到来?
> ACTミニシアター
懐かしい。あそこで、まだ椅子席がなかった大昔に、床に寝っ転がって100本くらい観ましたわ。ほとんど中身、忘れちゃったけど。
 

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